制作
相変わらずカレンダーをあまり見ない悪い癖。
気付けば展覧会まであと1週間を切りました。
ぼくはひとつの作品を制作するのにだいたい2ヶ月以上かかります。
ずっとひとつの作品を描き続けてるわけじゃないけど
何点かを並行しながら各工程を丁寧にこなすと
どうしてもそれぐらいはその作品と向き合わないと
納得できるものにならないのが困ったところ。
そこに試行錯誤の新たな挑戦を加えると
油絵って画材は簡単に+1ヶ月は持っていかれて
結果ボツになる作品も大いにあります。
そこに費やす過程がただの自己満足の世界なのか
ひとに何かしらの感動やARTの楽しみを感じてもらえる
他者にとっても実りあるものだったのか
それを確認できる唯一の機会が展覧会だと思っています。
その展覧会まで1週間。
ドキドキが日に日に増す中、実はまだ制作は終わっていません(苦笑)
搬入日のギリギリまで諦め切れない出来立てホヤホヤの作品たちを
ぜひ多くの方々に観て頂けたらと切に願います。
展覧会の蓋が開くまでの残された少ない時間
心地よいプレッシャーと共に、もうひと踏ん張り頑張りたいと思います。
ぜひご予定よろしくお願い致します。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
YUTAKA OKADA Solo Exhibition KYOTO
- OWL PARTY +α -
2015.3.3(TUE)-15(SUN) / 3月9日 月曜休廊
12:00-18:00 最終日-17:00まで
075-212-3484
マレーシア、シンガポール、香港のアートフェアを巡り
オーストラリアでの生活を経て、3年ぶりの京都個展です。
海外からの刺激の中で、日本人として、
また個のアーティストとしてのアイデンティティがより浮き彫りとなり
作品も新たな展開へと発展し始めました。
加えて今回は同じく表現を追求する作家、ガラスアーティストの"HiDAMARi glass”
畑山竜太郎氏とのコラボレーションにも挑戦し
自分ひとりでは表現出来ない領域の新作を数点発表できることにも
今からワクワクしています。
自身のルーツでもある京都で
京都ならではの京町家を解放された一晴画廊さんとの巡り合わせと
多大なご厚意による2週間という会期で開催できることにも感謝です。
皆様にとっても純粋に、お気軽に、ARTを楽しんで頂ける場になればと思います。
デジタルの画面からでは決して伝わり切らない
生の作品だけが放つVibesをぜひ細部まで体感しにお越し頂ければ幸いです。
たくさんの方にお会いできることを祈りつつ、楽しみにお待ちしております。
YUTAKA OKADA
一晴画廊 blog
HiDAMARi glass